ラジオ体操は意外といい。
7月から新しい会社に転職した。
施設の管理という仕事で、毎朝始業前にラジオ体操を行っている。
ラジオ体操なんて、何年振りだろうと思いながら続けていたら、ラジオ体操は本当に健康に良いことを実感することがあった。
前職では、デスクワークが多く1日中パソコンでの資料作成などをおこなっており、
ほとんど体を動かさない毎日で老いと運動不足から、体はなまりになまっている状態だった。
ある日の帰宅途中、駅の階段を降りている際、靴のかかとが階段に引っ掛かりつまづき転落しそうになった。
幸い右手で手すりにつかまり転落は免れたが、その際変な力が右腕に掛かったようで、右腕を上げようとしてひねると、右腕の真ん中あたりに激痛が走るようになった。
普通にまっすぐ右腕を上げると痛みはないが、背中をかこうと後ろに上げると痛みが走った。
それ以来、警戒して右腕を上げる際は、恐る恐る使うようになっていた。
ラジオ体操をやり始めた当初は、変にひねると若干痛みが走る時もあったが、意外と痛みもなく出来た。
2週間した辺りから、右腕を上げた際の痛みを感じる事が少なくなり、1ヵ月には、後ろにひねっても全く痛みを感じる事は無くなり、ラジオ体操の効果に驚いた。
流石に日本で長年続けられてきている国民的な体操である事を自分の身をもって体感できた経験だった。
今日も朝からラジオ体操をする。
最近は、前屈運動の際、カチコチになった体が少しでも柔軟になることを期待し、人知れず真剣に行っている。
毎日やっていて1つだけ気になっているのは、同僚のHさんが深呼吸の時にラジオ体操第2の深呼吸をやっていることだ。